インタビュー

INTERVIEW

ドレスコーディネーター

課長・店長

2013年中途入社

ごく気軽な動機で飛び込んで出会った天職

私は長い間フリーターをしていました。ファストフードや紳士靴店など、さまざまな仕事を掛け持ちして働いていました。そろそろ正社員として働きたいと考えて転職活動を開始。自分の強みや希望を整理してみました。 人と話すことが好き。一般的な販売職と違って、一人ひとりのお客様と深く関われる仕事がいい。そんな気持ちでドレスコーディネーターの求人に応募しました。もともと、ブライダル業界やウエディングドレスにこだわっていたわけではないんです。でも、入社して仕事をしてみて、自分にはピッタリの仕事だったな、と実感しました。

関西圏を中心にいくつものメゾンを経験して

ホテル内にある店舗では結婚式だけではなく、ご葬儀や法事のお客様が礼服を借りにいらっしゃることもあります。お客様から見たら、私たちはプロですから、さまざまな質問も受けます。冠婚葬祭の一般的な知識はもちろん、同じ関西では大阪・京都・神戸で風習も違いますから、調べ物と勉強の繰り返しです。 入社して間もなく、忘れられない経験をしました。新しくオープンする式場で挙式予定だったご新郎・ご新婦様がいらっしゃったのですが、なんと式場のオープンが間に合わないことがわかったのです。そこで急きょ、営業スタッフをはじめ、みんなで、予定していた時期に挙式できる会場を探し、何とか無事に当日を迎えた、ということがありました。そうそうあることではありませんが、みんなが一丸となって問題解決に向かった経験は大きな財産になりました。 当初希望していたとおり、どのお客様ともじっくり向き合う仕事にはやりがいもあります。最終フィッティングの際、「あなたが勧めてくれたこのドレスにしてよかった」という言葉をいただいたときは本当にうれしかったです。

関西最大の旗艦店店長として

おかげさまで、今は関西でも最大の旗艦店を任されています。店長である私が大切にしているのは、すべてのスタッフが働きやすい環境をつくること。人によって必要な環境は違いますから、すべてを成し遂げるのは難しいかもしれませんが、できる限りのことをしたいと思っています。 また、営業スタッフとして成績を上げていくことも、大きな目標の一つです。このお店は今よりさらに売り上げを高くしていける場所ですから、関西の特性に合わせて、メゾンの声を反映した仕入れができるようにしていきたい。そしてもうひとつ、店長職を任せられる人材を育てていくこと。これが今の私の目指すところです。